日本の「居酒屋」って何?楽しみ方や東京でおすすめの街を紹介
日本の居酒屋は単なる飲食店ではなく、地元の人々と交流しながら日本文化を身近に感じられる特別な場所です。新鮮な刺身や焼き鳥、軽いおつまみから揚げ物まで、豊富なメニューがそろい、どれも日本ならではの美味しさが楽しめます。また賑やかな雰囲気や、店ごとに異なる個性豊かな空間も魅力のひとつです。
ここでは海外のバーやレストランとは異なる日本の居酒屋で食べておくべき人気の定番メニューや東京で居酒屋の多い地域へのアクセス方法などを紹介します。居酒屋では気さくな会話を交わしながらリラックスした時間を過ごせるため、日本旅行の忘れられない体験になるでしょう。
目次
■ 居酒屋ってどんなところ?
■ 居酒屋とレストランの違いとは?
■ 居酒屋の楽しみ方は?基本ルールを紹介
・ 着席~お通しをいただく
・ オーダーする
・ 飲食を楽しむ
・ お勘定をする
■ 東京の居酒屋の代表的な種類
・ 立ち飲み屋
・ 角打ち
・ 大衆酒場
・ ダイニングバー
■ 東京で味わおう、日本の居酒屋で人気のメニュー
・ 枝豆
・ もろきゅう
・ たこわさ
・ 冷奴
・ ポテトサラダ
■ 東京で居酒屋が集まるおすすめスポット
・ 新宿|日本有数の繁華街!
・ 渋谷|トレンドの発信地!
・ 有楽町|大人の隠れ家を発見!
・ 浅草|下町の老舗の店で一杯!
・ 上野|昼から飲める店が多数!
■ 居酒屋巡りに便利!東京都内の移動方法
■ イギリス国内で居酒屋の雰囲気を味わえる店
・ MUGEN
■ 居酒屋ってどんなところ?
居酒屋は日本の伝統的な飲食店で、お酒を楽しみながらさまざまな料理を味わえる、よりカジュアルでリラックスした雰囲気が特徴です。「居酒屋」という言葉を構成する3つの漢字が意味する「Stay」「Sake」「Store」からもイメージできるかもしれません。友人や同僚と集まり、おしゃべりしながら、美味しい日本酒やビール、焼き鳥や刺身などの日本食を気軽に楽しむことができる場所です。
「京都の着倒れ、大阪の食い倒れ、江戸の呑み倒れ」という言葉があるように、飲酒文化が盛んになったのは江戸時代(1603年〜1868)。「居酒屋」という言葉が使われるようになったのも、この頃からです。
現代の居酒屋は、お店によって雰囲気やメニューも様々です。和食居酒屋でも、海鮮が得意な居酒屋や焼き鳥がメインの居酒屋など、居酒屋によって異なります。昔ながらのワイワイと騒がしい雰囲気の居酒屋、落ち着いた雰囲気の居酒屋、昼から飲める(昼呑み)居酒屋などもあります。
居酒屋では日本ならではの美味しい食材とお酒を同時に味わえることは、外国人旅行客にとっても大きな魅力です。さらに、居酒屋の賑やかでフレンドリーな雰囲気は、日本の社交文化を楽しく体験できる絶好の機会になるでしょう。
■ 居酒屋とレストランの違いとは?
居酒屋とレストランは、いずれも食事を大切な友人や家族と楽しむ場所であることは共通していますが、居酒屋の方がよりカジュアルでリラックスした雰囲気でお酒をも食事も同時に楽しめる場所です。仕事帰りなどに友人や同僚と気軽に集まり、長時間飲食を楽しむことが一般的です。
一方、レストランは、食事そのものが主な目的で、特定の料理やサービスを提供する場が多いです。とくに海外(日本国外)では「食事をするときはレストラン」と「お酒を飲むときはバー」というイメージがあると思いますが、居酒屋ではどちらも楽しめることが特徴です。
さらに日本国外のレストランでは、前菜・スープ・魚料理・肉料理のように、最初にコースを決めて注文する必要がありますが、居酒屋は食事を進めながら、その時々の気分でお酒や食事を追加注文できます。一品一品の量があまり多くなく料金も安いので、様々な味を少しずつ試せるため、お気に入りのメニューも見つけやすいのではないでしょうか。
■ 居酒屋の楽しみ方は?基本ルールを紹介
居酒屋には様々なスタイルがありますが、基本的な居酒屋の利用方法とマナーを紹介します。
【入店からお会計までの流れ】
- 着席~お通しをいただく
- オーダーする
- 飲食を楽しむ(時間の制約がある場合も)
- お勘定をする
・ 着席~お通しをいただく
日本の居酒屋では、来店して着席した後、注文前に「お通し」と呼ばれる一品料理が提供されることが多いです。お通しは、日本独自のサービスで、お店が最初に提供する軽い料理のこと。注文した料理が出るまでの間にさっと楽しめるよう工夫されています。お通しでは、季節の旬の食材やお店の個性を味わう要素にもなっています。
この「お通し」は単なる無料サービスではなく、席代として会計時に数百円程度が加算されます。
初めての方には少し驚きかもしれませんが、日本にはチップ制度がないため、お通しは日本版のチップのようなものだと考えておくといいでしょう。
・ オーダーする
居酒屋での一般的なオーダー方法は席に座り、まずドリンクを注文し、続いて料理を頼むのが一般的です。
「生ビールお願いします」や「ウーロン茶を一つ」など簡単に伝えられます。店員に直接声をかける、テーブルにある呼び出しボタンを押す、テーブルのタブレットで注文するなどお店によって異なります。
居酒屋では今日のおすすめ、店長のおすすめなど日替わりのメニューが登場することもあるため、店員におすすめを聞いてみることもおすすめです。
居酒屋では料理が小皿で提供されることが多いため、皆でシェアしながら少量ずつ楽しむといいでしょう。日本の居酒屋では最後に頼む料理を「〆(しめ)」と言い、ご飯など炭水化物を食べることが習慣としてあります。これはアルコール分解に使った糖分を補充する意味合いがあります。居酒屋でお酒やおつまみを楽しんだら、最後にご飯ものをオーダーしてみましょう。
・飲食を楽しむ
居酒屋では、追加で注文したいときは随時オーダーが可能できるため、少しずつ追加オーダーをしながら過ごすのが一般的です。
ただし、混雑している時期や時間帯には、滞在時間が制限されることがあります。たとえば、90分や120分の制限が設けられる場合があり、制限終了前には「ラストオーダー」の呼びかけが店員からあります。この時間内に最後の注文を済ませる必要があります。
この時間制限は、日本独自のもてなしのスタイルですが、より多くのお客様が日本の居酒屋文化を体験できるようにするための工夫です。時間制限を設けることで混雑も緩和されるため、利用しているお客さんも快適な時間を過ごすことができます。
こうしたルールを理解しておくと、快適に居酒屋を楽しむことができるでしょう。
・ お勘定をする
居酒屋での一般的な勘定方法は、席で伝票を受け取り、レジで支払うスタイルが多いです。
伝票はテーブルに置かれているか、会計時に店員が持ってくる場合もあります。会計は、現金やクレジットカードが使える店舗が増えていますが、念のため支払い方法を事前に確認しておくと安心です。
居酒屋では「お通し」やサービス料が含まれていることがあり、最終金額に加算されることが一般的です。忙しい時間帯はレジが混み合うこともあるため、時間に余裕を持って会計を済ませましょう。
■ 東京の居酒屋の代表的な種類
居酒屋には、以下のように様々な種類があり、それぞれ異なる楽しみ方があります。
- 立ち飲み屋
- 角打ち
- 大衆酒場
- ダイニングバー
一見同じような居酒屋に見えるかもしれませんが、それぞれのお店の特徴や魅力を理解しておけば、好みの居酒屋を見つけやすくなるでしょう。
・立ち飲み屋
立ち飲み屋は、文字通り「立って飲む」スタイルの居酒屋で、日本特有のカジュアルでフレンドリーな雰囲気を楽しむことができます。座席がないため、気軽に立ち寄って短時間でサクッと飲むのが魅力です。
仕事帰りに軽く一杯、という日本の働く人々の文化を体験できる場所でもあります。
地元の人々と肩を並べて飲む機会が多く、自然と会話が弾むことも。観光客にとっては、地元の雰囲気を肌で感じながら日本の社交文化に触れるチャンスとなるでしょう。
・ 角打ち
引用元:【せんべろnet監修】“ひとり飲み”初心者が「角打ち」に挑戦する噺 - 酒噺│もっとお酒が楽しくなる情報サイト (外部のサイトへ遷移します。)
角打ち(かくうち)は、酒屋の一角でその場でお酒を楽しむことができるユニークな居酒屋スタイルです。
酒屋で販売されているお酒をそのまま店内や立ち飲みスペースで飲め、日本酒や焼酎など、地元の銘酒をその場で味わえることが魅力でしょう。
角打ちは、地元の人々とのふれあいや、酒屋ならではのアットホームな雰囲気が特徴的です。
観光客にとっては、日本の昔ながらの飲酒文化を体験できる特別な場所です。気軽に立ち寄り、地元の風情を感じながら、珍しいお酒やつまみを楽しんでみてはいかがでしょうか。
・大衆酒場
引用元:【東京・大衆酒場の名店】渋谷に復活!「立呑 富士屋本店」のカウンターで伝説の立ち飲みを楽しむ噺 - 酒噺│もっとお酒が楽しくなる情報サイト (外部のサイトへ遷移します。)
大衆酒場は、庶民的でリーズナブルな価格設定が特徴の居酒屋スタイルです。
カジュアルな雰囲気の中で、気軽に飲み食いを楽しむことができるため、友人や同僚と集まる場として人気があります。メニューには、焼き鳥や刺身、揚げ物、煮物など、豊富な和食が揃っています。
大衆酒場のもう一つの魅力は、活気あふれる雰囲気です。賑やかな音や笑い声が響き渡る中で、地元の人々と一緒に食事を楽しむことで、親密感が生まれます。日本の活気を感じながら、食事を楽しみましょう。
・ダイニングバー
ダイニングバーは、居酒屋とレストランの中間に位置するスタイルの飲食店で、洗練された雰囲気の中でお酒と料理を楽しむことができます。おしゃれなインテリアや落ち着いた照明が施されており、カジュアルでありながらも特別感が漂う空間です。
ここでは、ビールや日本酒、ワインなど多彩なお酒が揃い、料理も和食だけでなく、洋食や創作料理が豊富に楽しめます。
ダイニングバーの魅力は、その多様性。デートや友人との集まり、特別な日の食事など、さまざまなシーンで利用できるため、シーンに応じた楽しみ方ができるでしょう。落ち着いた雰囲気の中で会話を楽しむことができるため、ゆったりとした時間を過ごすことができるのも、ダイニングバーならではの特長です。
■ 東京で味わおう、日本の居酒屋で人気のメニュー
日本の居酒屋は、美味しい料理と活気ある雰囲気が一体となった、特別な体験を提供してくれる場所です。日本の居酒屋を訪れたら絶対に食べておくべき、人気の定番メニューを紹介しましょう。
- 枝豆
- もろきゅう
- たこわさ
- 冷奴
- ポテトサラダ
これらのメニューは居酒屋ではスピードメニューとして位置付けされていることも多く、オーダーしてから比較的すぐに提供されます。料理は少量ずつ注文できるので、いろいろな味を試してお気に入りの居酒屋メニューを見つけるのも、日本旅行の醍醐味の一つでしょう。
・ 枝豆
枝豆は、居酒屋メニューの大定番と言っても過言ではないメニューで、必ずと言っていいほどオーダーされるメニューです。塩味のバランスが絶妙で、さっぱりとした味わいがビールや他のお酒とよく合います。おつまみとして軽く楽しめるうえ、健康的なスナックとしても魅力的です。実は枝豆には悪酔いや二日酔いを防ぐ効果があるとも言われており、お酒の飲み始めにつまんでおくと、後の旅行も存分に楽しめるかもしれません。
また自宅で手軽に楽しめる美味しい枝豆は以下からオンラインショップでも購入することができます。新鮮でおつまみにぴったりの枝豆をぜひご家庭でお楽しみください!枝豆の両サイドを5mmほどカットして塩茹ですることで、しっかり味が染み、日本の居酒屋の味を自宅で簡単に再現できます。
そして、枝豆にはビールや日本酒の中でも純米酒が合います。
・ もろきゅう
もろきゅうは、新鮮なきゅうりに「もろみ味噌」を添えて楽しむシンプルな居酒屋メニューです。それぞれの頭文字をとってもろきゅうと呼びます。きゅうりのシャキシャキとした食感と、発酵したもろみ味噌のコクのある塩味が絶妙にマッチします。
もろみ味噌のもろみとは、日本酒やしょうゆ、みそなどの製造工程で、原料が発酵してやわらかい固形物になった状態のこと。ほのかな甘みとつぶつぶ食感が特徴的です。あっさりしており、ヘルシーなので重い料理の合間にリフレッシュできるおつまみとしても人気です。
もろきゅうは日本酒との相性が抜群なので、もろきゅうをオーダーするときは、是非日本酒と合わせて味わってみてください。
美味しい日本酒はオンラインショップでも扱っています。もろみ味噌は日持ちがするため、お土産としてもおすすめです。自宅で日本の居酒屋気分を味わってみてはいかがでしょうか。
生原酒やスパークリングの日本酒など、個性的な日本酒にもマッチしますよ。
・ たこわさ
たこわさは、新鮮なタコを細かく切り、わさびと和えたピリッとした風味が特徴の居酒屋メニューです。タコの歯ごたえとわさびの辛さが絶妙で、お酒、特に日本酒との相性がぴったりです。ひんやりとした食感とさっぱりした味わいが口直しとしてもぴったりなので、他の料理と合わせやすく、幅広いおつまみの中でも人気があります。
たこわさは、シンプルながらもインパクトのある味わいで、日本ならではの大人のおつまみ体験が楽しめます。
わさびは日本独自の調味料で、様々な食材にも使われています。居酒屋メニューはもちろん、日本に行けばわさび味のソフトクリームまで見かけることもあります。見つけたら挑戦してみてください。
わさび味の食べ物はお酒との相性もよく、日本での思い出の味を甦らせるでしょう。以下のページでは、わさび味の豆を販売しています。スナック感覚で、気軽にわさび風味を楽しめます。
・ 冷奴
冷奴(ひややっこ)は、冷たい豆腐に薬味や醤油をかけて楽しむシンプルでヘルシーなメニューです。薬味にはネギ、しょうが、鰹節(かつおぶし)などが一般的で、それぞれの香りや風味が豆腐の優しい味を引き立てます。低カロリーでさっぱりした味わいが特徴で、揚げ物などの重たい料理の合間にリフレッシュできるため、居酒屋で人気のおつまみです。
とくに夏場には冷たく滑らかな食感が心地よく、お酒との相性も良いため、季節を問わず多くの人に愛されています。豆の風味を楽しむあっさりとした冷奴には、普通酒などライトボディの日本酒や酸味が少なめの本醸造などの日本酒がおすすめです。
以下のページでは冷奴にも合う豆腐を販売しています。調理することなく、手軽に居酒屋メニューを自宅で楽しめるでしょう。寒い冬にはお湯で温めて湯豆腐にしても、美味しくいただけます。
そのほか、様々な豆腐製品を扱っていますので、チェックしてみてください。
・ ポテトサラダ
ポテトサラダは、茹でてつぶしたじゃがいもにマヨネーズを加え、野菜やハムを混ぜた、クリーミーで親しみやすい味わいのサラダです。玉ねぎやきゅうり、にんじんなどが加わることで食感にアクセントが生まれ、シンプルながらも満足感があります。
その優しい味わいと食べやすさから、居酒屋の定番メニューとなっています。
濃い味つけのおつまみが多い居酒屋ですが、ポテトサラダは口当たりがまろやかで、ほっとする一品として、お酒と一緒に気軽に楽しめるメニューです。
ポテトサラダはどのようなお酒とも相性がよく、ついついお酒が進んでしまいます。ポテトサラダは海外でも手に入りやすい食材が多く自宅でも作りやすいでしょう。ポテトサラダのお供に日本のお酒を添えて居酒屋を再現してみてはいかがでしょうか。
以下のページではポテトサラダと相性の合う本格焼酎を販売しています。芋焼酎は芋を原料に使っているため、ポテトサラダとの相性が抜群です。
低アルコールで割らずに飲める飲みきりサイズの芋焼酎もあります。
■ 東京で居酒屋が集まるおすすめスポット
日本のように数多くの居酒屋がある国は、他にないかもしれません。ある調査によると、日本には居酒屋が30万軒以上あるそうです。とくに東京には、居酒屋が密集するエリアがいくつもあるため、散歩がてら歩いてみると気になる居酒屋が見つかるでしょう。
エリア | アクセス |
新宿 | 羽田空港第1・第2ターミナル駅から京急空港線急行京成高砂行に乗車し、品川駅でJR山手線渋谷,新宿方面に乗り換えて新宿駅へ(約1時間) |
渋谷 | 羽田空港第1・第2ターミナル駅から京急空港線急行京成高砂行に乗車し、品川駅でJR山手線(外回り) 渋谷方面に乗り換えて渋谷駅へ(約45分) |
有楽町 | 羽田空港第1・第2ターミナル駅から東京モノレール浜松町行きに乗車し、浜松町駅でJR京浜北東・根岸線大宮方面に乗り換えて有楽町駅へ(約40分) |
浅草 | 羽田空港第1・第2ターミナル駅から京急空港線急行印旛日本医大行に乗車し、浅草駅へ(約1時間) |
上野 | 羽田空港第1・第2ターミナル駅から東京モノレール浜松町行きに乗車し、浜松町駅でJR京浜北東・根岸線大宮方面に乗り換えて上野駅へ(約50分) |
ヒースロー空港から羽田空港までは直行便がありますが、どのエリアも羽田空港から1時間圏内にあるため、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
・ 新宿|日本有数の繁華街!
新宿は東京屈指のナイトライフエリアで、多彩な居酒屋が集結する繁華街です。とくに新宿ゴールデン街には、昔ながらの小さな居酒屋が密集しており、レトロな雰囲気の中で日本のディープな飲み文化を体験できます。
また、新宿西口の思い出横丁も人気で、屋台風の居酒屋が並び、気軽に立ち寄れるカジュアルな空間です。新宿では、伝統と現代が混在する独特の活気が味わえ、多くの外国人観光客にとって忘れられない思い出となるでしょう。
・ 渋谷|トレンドの発信地!
渋谷は若者文化の発信地として、居酒屋もトレンディでおしゃれなスポットが多いのが特徴です。
センター街や渋谷横丁には、若者向けのダイニングバーやスタイリッシュな居酒屋が集まり、洗練された雰囲気の中で多国籍な料理も楽しめます。さらに、渋谷スクランブル交差点からすぐのエリアには、活気ある居酒屋街が広がり、カジュアルな会話と音楽が響く賑やかな夜が楽しめます。渋谷は、モダンでクリエイティブな居酒屋文化が魅力です。
・ 有楽町|大人の隠れ家を発見!
有楽町はサラリーマンの街として知られ、仕事帰りのビジネスパーソンが集まる大人の居酒屋スポットです。
ガード下に並ぶ居酒屋は気軽に立ち寄れる立ち飲み屋や昔ながらの大衆酒場が多く、ビジネス街ならではの落ち着いた雰囲気が漂います。
洗練されつつも親しみやすいお店が多く、観光客にとっては、日本の働く人々と交流し、地元の酒文化に浸ることができる特別な体験が味わえます。
・ 浅草|下町の老舗の店で一杯!
浅草は歴史と文化が息づくエリアで、伝統的な居酒屋が数多く点在しています。浅草寺周辺の古風な居酒屋や和風の店内は、江戸時代から続く日本の居酒屋文化をそのまま残しています。なかには、浅草名物のもつ焼きやどじょう料理など、ユニークなメニューが楽しめるお店も。
歴史的な景観と相まって、浅草はまるでタイムスリップしたかのような体験ができる街で、外国人観光客には特別な思い出になるでしょう。
・ 上野|昼から飲める店が多数!
上野は文化と自然が融合したエリアで、上野駅周辺には大衆酒場が軒を連ねています。
上野公園や博物館を訪れた後にふらりと立ち寄れる気軽さが魅力です。アメ横(アメヤ横丁)では、賑やかな市場の雰囲気と共に居酒屋が並び、安くて美味しいお酒と料理を楽しめます。どこか懐かしい昔ながらの雰囲気を残す上野では、観光後にリラックスして、庶民的な居酒屋文化を満喫することができます。
■ 居酒屋巡りに便利!東京都内の移動方法
東京は以下の通り、様々な移動手段があり非常に便利です。
東京ではレンタカーやタクシーはほぼ使う必要がないほど、交通網が充実しています。以下に主な移動手段を紹介しますので、自身の行き先の最寄りに辿り着ける交通手段を選びましょう。
移動手段 | 概要 |
JR山手線 | 東京の主要エリアを環状に走る電車で、新宿、渋谷、上野など主要観光地を網羅しています。初めて東京を訪れる観光客に特におすすめです。 |
東京メトロ | 都内の多くのエリアを縦横に走る地下鉄網で、山手線のカバーしていない場所へもアクセス可能です。観光地の隅々まで効率よく移動したい場合に便利です。 |
都営線 | 東京都が運営する地下鉄で、メトロよりも少し外れたエリアにも行けます。観光スポットとオフィス街の両方を回る際に役立ちます。 |
都営バス | 電車が走っていないエリアや、目的地の細かい場所にアクセスするのに最適です。駅から離れたスポットや観光地巡りにおすすめです。 |
注意点としては平日の通勤ラッシュ時刻(日本の会社は9時スタート5時終わりが多い)には、乗り込めないほど満員になる可能性があります。最近ではSNSなどの動画で日本の満員電車をみたことがある人もいるかもしれませんが、日本の電車が初めての観光客にはこの時間帯はあまりおすすめではありません。
日本の電車や地下鉄は時間に非常に正確で、1~2分の遅れでもお詫びのアナウンスが流れるほどです。仮に電車を逃してしまっても、数分後には次の電車やバスが来るため、慌てる必要はありません。日本の交通機関の正確さや行き届いた清掃も感じながら、街歩きを楽しんでください。
■ イギリス国内で居酒屋の雰囲気を味わえる店
イギリス国内にも、日本の居酒屋の味やおもてなしを感じることができるレストランがあります。本格的な日本の居酒屋の雰囲気、定番の居酒屋メニューを体験できるおすすめのレストランをご紹介いたします。
店名 | アクセス |
MUGEN | 9-15 Leather Lane, London EC1N 7ST |
・MUGEN
引用元:https://www.mugen.london/ (外部のサイトへ遷移します。)
イギリス国内にも、日本の居酒屋の味やおもてなしを感じることができるレストランがあります。本格的な日本の居酒屋の雰囲気、定番の居酒屋メニューを体験できるおすすめのレストランをご紹介いたします。
MUGENのおすすめメニュー(一例)
・Edamame(£4.80)
・Potato salad(£6.80)
・Cucumber marinated in vinegar, soy and chilli(£6.20)
・Octopus in wasabi leaves(£10.80)
・Japanese omelette(£6.90)
・Agedashi crispy tofu in light dashi sauce(£8.20)
・Seared beef in yuzu ponzu(£18.80)
・Yakitori chicken(£3.90)
・Hot soba/udon noodle(£4.80)
・Japanese rice balls(£3.50)
・Green tea poured over rice(£5.80)
お酒の〆として、お茶漬けを楽しむことも日本の居酒屋文化でよく見られるスタイルです。他にも関西風の串カツや大阪名物とん平焼き、宮崎発祥のチキン南蛮や沖縄のゴーヤチャンプルなど、日本各地の料理も味わうことができます。
居酒屋メニューだけでなく、寿司やしゃぶしゃぶなど伝統的な和食も充実しているため、お祝いのシーンなどにもマッチするレストランです。レストランの名前の通り、夢のような時間の始まりを体感できるでしょう。ぜひ、日本の食文化と温かなおもてなしを楽しんでください。
MUGENの基本情報
▼営業時間:
・月曜〜金曜日 12:00 - 14:30、18:00 - 22:30
・土曜日 17:30 - 22:00
▼定休日:日曜日
▼アクセス
・住所:9-15 Leather Lane, London EC1N 7ST
・最寄駅:Chancery Lane駅から徒歩4分程度
Farrington駅から徒歩7分程度
Holborn駅から徒歩11分程度
▼アクセス
公式サイト:https://www.mugen.london/ (外部のサイトへ遷移します。)