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納豆とは?味・栄養・食べ方を解説|日本の発酵大豆食品

ご飯と一緒に盛り付けた日本の納豆

ねばねばと糸を引く独特の見た目と香りを持つ納豆は、日本を代表する伝統的な発酵食品のひとつです。

日本では、納豆は温かいご飯と一緒に朝食などで日常的に食べられています。一方、イギリスでは名前は聞いたことがあっても、「どんな味なの?」「なぜこんなに粘るの?」「どうやって食べるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。

納豆は、加熱した大豆に納豆菌を加えて発酵させて作る、日本の伝統的な食品です。 強い粘り、特徴的な香り、そして旨味のある風味で知られています。

この記事では、納豆とは何か、どんな味がするのか、どのように作られるのか、日本ではどのように食べられているのか、初心者が食べるならどうすればよいのか、さらにカロリーや主な栄養素まで分かりやすく解説します。あわせて、イギリスで日本の納豆を家庭で楽しむ方法もご紹介します。

■ 納豆とは?

日本の納豆

納豆は、加熱した大豆にBacillus subtilis var. natto(一般に納豆菌と呼ばれる菌)を加えて発酵させて作る、日本の伝統的な食品です。

英語でも通常はそのままnattoと呼ばれます。初めて納豆を知る人に説明する場合は、Japanese fermented soya beans(日本の発酵大豆)やfermented soybeansと表現されることもあります。

日本にはさまざまな発酵大豆食品がありますが、多くの人が「納豆」と聞いて思い浮かべる粘りの強いタイプは、糸引き納豆です。農林水産省では、加熱した大豆を納豆菌で発酵させて作る大豆食品として紹介しています。

日本では納豆は広く販売されており、小分けされたパックで売られているのが一般的です。多くの商品にはタレやからしの小袋が付いていて、商品表示に従って準備すれば、そのまま混ぜて食べることができます。

初めて食べる方にとっては、特徴的な香りや長く伸びる糸に驚くかもしれません。しかし、こうした特徴こそが、納豆を日本の食文化の中でも個性的な存在にしているポイントです。

■ 納豆はどんな味?

納豆には、発酵大豆ならではのコクのある旨味があり、土っぽさやナッツのようなニュアンスを感じることもあります。

味の特徴を表すなら、次のような言葉が近いでしょう。

  • 旨味のある味わい
  • 土っぽさのある風味
  • ナッツのようなニュアンス
  • 発酵食品らしい香り

ただし、初めて食べる人にとって最も印象的なのは、味そのものよりも香りと食感かもしれません。

納豆を混ぜると粘りが強くなり、細く長い糸がたくさん伸びます。この食感は、イギリスで日常的に食べられている食品とはかなり異なります。

ある意味では、納豆はMarmiteに少し似た存在とも言えます。もちろん味が同じという意味ではなく、好き嫌いがはっきり分かれやすいという点です。初めて食べてすぐ好きになる人もいれば、香りや食感に慣れるまで少し時間が必要な人もいます。

納豆初心者なら、最初から大きな一口をそのまま食べるよりも、温かいご飯と一緒に試すのがおすすめです。ご飯のやさしい甘みと柔らかな食感が、納豆の風味を食べやすくしてくれます。

■ なぜ納豆は粘るの?

混ぜて粘りが出た納豆

納豆の粘りは発酵によって生まれます。納豆菌が加熱した大豆に作用することで、納豆特有の糸を引く粘りが作られます。

納豆は、単に大豆を茹でたり蒸したりしただけの食品ではありません。大豆に納豆菌を付け、管理された環境で発酵させます。この工程によって、納豆ならではの香り、味わい、粘りのある食感が生まれます。

食べる前に納豆をよく混ぜると、糸がより目立つようになり、大豆の周りにふんわりとした粘りが生まれます。

日本では、タレやからしを加える前に納豆をしっかり混ぜるという食べ方も広く親しまれています。

■ 納豆はどうやって作られる?

納豆は、大豆を加熱し、納豆菌を加え、温度と湿度を管理しながら発酵させた後、冷却・熟成して作られます。

農林水産省によると、Bacillus subtilis var. nattoを大豆に付けた後、容器に詰め、温度と湿度を適切に管理した発酵室で発酵させます。その後、冷却して熟成させます。

基本的な作り方は、次の6段階で考えると分かりやすいでしょう。

  1. 大豆を準備する。
  2. 柔らかくなるまで加熱する。
  3. 納豆菌を加える。
  4. 温度と湿度を管理しながら発酵させる。
  5. 冷却して熟成させる。
  6. 納豆の完成。

工程自体はシンプルに見えますが、農林水産省では、発酵から熟成までの温度・湿度管理が、良い納豆を作るうえで重要であると説明しています。

納豆には種類の違いもあります。例えばひきわり納豆は、丸大豆ではなく、割った大豆を使って作られます。粒が細かいため、ご飯や寿司などにも混ぜやすいタイプです。

■ 日本では納豆をどう食べる?

ご飯にのせた納豆

日本で最もよく知られている食べ方は、納豆をよく混ぜ、タレやからしで味付けし、温かいご飯にのせて食べる方法です。

好みによって、次のような食材と組み合わせることもあります。

  • 醤油、またはパックに付属するタレ
  • からし
  • 刻みねぎ
  • 海苔
  • かつお節
  • 大根おろし
  • キムチ

特に温かい日本米は、納豆初心者にもおすすめの組み合わせです。ご飯のやさしい甘みと柔らかな食感が、発酵した風味と納豆の粘りをバランスよく受け止めてくれます。

納豆は朝食に食べる?

はい。日本では納豆を朝食に食べることがよくあります。ただし、食べる時間に決まりがあるわけではありません。

日本のシンプルな朝食なら、ご飯、味噌汁、納豆、漬物などを組み合わせることがあります。もちろん、昼食や夕食に楽しんでも問題ありません。

■ 初心者向け・納豆の食べ方

初めて納豆を食べるなら、よく混ぜてから付属のタレやからしを加え、少量を温かいご飯にのせて食べるのが最も試しやすい方法です。

基本的な食べ方を順番に見てみましょう。

Step 1:納豆を準備する

冷凍納豆の場合は、パッケージの指示に従って解凍してください。保存方法や準備方法は商品によって異なるため、必ずラベルを確認しましょう。

Step 2:パックを開ける

フタを開け、大豆を覆っているフィルムがあれば取り除きます。タレやからしが付いている場合は、いったん横に置いておきます。

Step 3:納豆をよく混ぜる

箸で大豆をしっかり混ぜます。混ぜていくと粘りが強くなり、納豆らしい白い糸がたくさん出てきます。

Step 4:タレやからしを加える

付属のタレやからしを好みの量加えて、もう一度混ぜます。初心者の場合、調味料を加えることで発酵した風味がやわらぎ、食べやすく感じることがあります。

Step 5:温かいご飯にのせる

最初はシンプルに、納豆+日本米の組み合わせから試してみましょう。

香りが強く感じる場合は、刻みねぎや海苔を加えるのもおすすめです。最初からたくさん食べる必要はありません。少量から始めて、好きなトッピングや食べ方を見つけてみてください。

■ 納豆の栄養:カロリー・たんぱく質・食物繊維・ビタミンK

納豆は発酵大豆食品で、たんぱく質、食物繊維、ビタミンKなど、大豆由来のさまざまな栄養素を含んでいます。

文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によると、一般的な糸引き納豆100gあたりの主な栄養成分は次の通りです。

栄養成分 100gあたり
エネルギー 184 kcal
たんぱく質 16.5g
脂質 10.0g
食物繊維 9.5g
ビタミンK 600μg

市販の納豆1パックは100gより少ないことが多く、栄養成分は商品や1食分の量、付属のタレなどによっても異なります。

実際に食べる納豆のカロリーや栄養を正確に知りたい場合は、必ず商品パッケージの栄養表示を確認してください。

ビタミンKについて

納豆はビタミンKを多く含む食品です。文部科学省の食品成分データベースでは、一般的な糸引き納豆100gあたり600μgのビタミンKが記載されています。

ワルファリンなど、ビタミンKの摂取量が影響する医薬品を使用している場合は、ビタミンKを多く含む食品の摂取量を大きく変える前に、医師・薬剤師・抗凝固療法を担当する医療機関に相談してください。 英国MHRAでは、ワルファリンを使用している人に対し、ビタミンKを多く含む食品の摂取量を急に大きく変えるのではなく、一定に保つよう案内しています。

■ 家庭で楽しめる簡単な納豆アレンジ

納豆は、白いご飯と一緒に食べるだけの食品ではありません。味や食感に慣れてきたら、さまざまな簡単料理に取り入れることができます。

・ 納豆ご飯

最も定番で、初心者にも試しやすい食べ方です。

味付けした納豆を炊きたての日本米にのせ、好みで刻みねぎや海苔を加えます。

・ 納豆巻き

日本では、納豆は寿司の具材としても使われています。

納豆巻きは、酢飯、海苔、納豆を組み合わせたシンプルな巻き寿司です。特にひきわり納豆は粒が細かく、ご飯の上に広げやすいため、巻き寿司に使いやすいタイプです。

・ 納豆+キムチ

納豆とキムチ

納豆とキムチを合わせると、酸味、辛味、旨味が加わります。納豆だけでは香りが少し強く感じる人にも試しやすい組み合わせです。

・ 納豆トースト

イギリスでも取り入れやすいアレンジなら、納豆トーストもおすすめです。

味付けした納豆をトーストにのせたり、チーズなどと組み合わせたりすると、納豆の旨味をいつもと違った形で楽しめます。

・ 納豆+麺類

納豆は、うどんやそばに加えることもできます。刻みねぎ、海苔、大根おろしなどを合わせると、食べやすく仕上がります。

納豆に「正しい食べ方」はひとつだけではありません。自分がすでに好きな食材と組み合わせながら試すと、初めてでも楽しみやすくなります。

■ イギリスで納豆は買える?

はい。イギリスでも、日本食材店やアジア食材店、専門オンラインショップなどで納豆を購入できます。

Yutaka Shop Onlineでは、Natto Collectionとして、小粒納豆やひきわり納豆などの日本の納豆を取り扱っています。在庫状況は変動するため、最新の商品ラインアップはコレクションページをご確認ください。

納豆初心者なら、小分けされたパックから試すと、いくつかのタイプを食べ比べながら好みの食感を見つけやすいでしょう。

どの納豆を選べばよいか迷ったら、まずは小粒タイプから試してみるのがおすすめです。ここでは、食感や特徴の異なる2商品をご紹介します。

■ 納豆に関するよくある質問

納豆はどんな味ですか?

納豆は、旨味があり、土っぽさやナッツのようなニュアンスを感じることのある発酵食品です。 初めて食べる人にとっては、味よりも独特の香りやねばねばと糸を引く食感の方が印象的なこともあります。

初心者は納豆をどう食べればいいですか?

納豆をよく混ぜ、付属のタレやからしを加え、少量を温かい日本米にのせて食べるのがおすすめです。刻みねぎや海苔を加えると、初めてでもより食べやすく感じることがあります。

納豆は英語で何と言いますか?

英語でも通常はnattoと呼びます。説明する場合には、Japanese fermented soya beansやfermented soybeansと表現されることもあります。

なぜ納豆は粘るのですか?

納豆は、納豆菌による発酵の過程で特徴的な粘りが生まれます。食べる前によく混ぜることで、糸を引く粘りがより目立つようになります。

納豆は大豆から作られていますか?

はい。一般的な糸引き納豆は、大豆を加熱し、Bacillus subtilis var. nattoを加えて管理された環境で発酵させ、その後冷却・熟成して作られます。

納豆のカロリーはどのくらいですか?

文部科学省の食品成分データベースでは、一般的な糸引き納豆は100gあたり184 kcalと記載されています。市販の1パックは100gより少ないことが多いため、実際に食べる商品の栄養表示をご確認ください。

納豆は温かくして食べますか?冷たいままですか?

納豆そのものは通常、食べる前に加熱する必要はなく、温かいご飯にのせて食べることがよくあります。冷凍納豆の場合は、パッケージに記載された保存・解凍方法に従ってください。

イギリスでも納豆は買えますか?

はい。イギリスの日本食材店、アジア食材店、オンラインショップなどで購入できます。Yutaka Shop Onlineにも、英国向けのNatto Collectionがあります。

■ 納豆を試してみませんか?

納豆は、初めて見ると、その見た目、香り、食感に驚くかもしれません。しかし、それこそが納豆を面白い日本食にしている特徴でもあります。

発酵によって生まれる独特の粘りと旨味は、シンプルな納豆ご飯だけでなく、寿司、麺類、トースト、キムチなど、さまざまな形で楽しむことができます。

最初は温かいご飯に少量をのせて試してみましょう。慣れてきたら、刻みねぎ、海苔、からしなど、自分の好きなトッピングを加えてアレンジしてみてください。

イギリスで日本の納豆を試してみたい方は、Yutaka Shop OnlineのNatto Collectionから、自分に合ったタイプを探してみてください。

■ 出典・参考資料

  • 農林水産省(MAFF)– 納豆

    Bacillus subtilis var. nattoを使った発酵、温度・湿度管理、冷却・熟成など、納豆の製造方法に関する情報を参照しています。

    農林水産省の公式資料を見る
  • 文部科学省(MEXT)– 日本食品標準成分表

    一般的な糸引き納豆100gあたりのエネルギー、たんぱく質、脂質、食物繊維、ビタミンKなどの栄養情報を参照しています。

    文部科学省の食品成分データベースを見る
  • 英国医薬品・医療製品規制庁(MHRA)

    ワルファリンを使用している人に対する、ビタミンKを多く含む食品の摂取量を一定に保つことに関する案内を参照しています。

    MHRAのガイダンスを見る
  • Yutaka Shop Online – 納豆(発酵大豆)

    英国向けNatto Collectionの商品タイプや、納豆の一般的な楽しみ方に関する情報を参照しています。

    Natto Collectionを見る
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